2013年9月6日金曜日

自分の心を、「楽」にする生き方~②



「人に左右されない、自分だけの人生を手に入れる」

人間とは、兎角、自分と他人とを比べ勝ちです。
仮にライバルのAさんがいた場合、自分とAさんの置かれた立場、実力、素質、それを比較して自分の方が優れていると傲慢になったり、または敵わないと劣等感を持ったり。
ですが、世界の人口は今、71億を超えているそうです(笑)
誰と比べて幸せなのか、それは人生にとって、果たしてそんなに大切なことなのでしょうか。

例えば、貴方がプロ野球選手を目指しているとしましょう
Aさんは日ごろからオーラを醸し出す、ドラフト1位候補。
貴方は、然程、目立たない、ベンチウォーマー。
その時、その瞬間、その項目の観点では、貴方はとてつもない劣等感を感じるかも知れません。
ですが、考えて見てください。
プロ野球選手になるのが、貴方の宿命なのかどうか。
野球選手の平均寿命は驚く程短く、6~7年平均と聞きます。
もちろん、運命を手繰り寄せた選手だけが残る、そういった世界なのでしょう。

では、貴方はどうか。
人生とは失敗と検証の繰り返しです。
たかだか10代の輝きで一生を生きていくか、それとも80歳まで信じるべき道を見出し生きて行く何かを手に入れるか。
それは、本当に貴方次第なのです。

私は若い頃、音楽でメジャーデビューのかなり近いところまで進みました。
過去、それが自分のセールス部分で、そして長い間、常に劣等感に苛まされる部分でした。
人の才能を否定しました。自分だって、チャンスさえあれば、そんなアホな事を考えた無駄な時間も過ごしました。

結局、自分に実力がなかったので、その道に仮に進んだとしても、結果は出せなかったでしょう。

今、私は、自分が置かれている立場に対して天命を感じます。
自分が若い頃、望んだ人生とは違う、それは間違いないです。
しかし、歳を重ねるうちに、自分が切り拓いた先にある運命。
今を生きて、では嫌かどうか。むしろ、喜びしか感じません。

競争社会において、自分の対象を身近な人に求めてしまう、これはある意味仕方ないとは思いますが、高校球児として結果を出せず、そしてプロ入りが叶わなかった貴方の人生は、下降の一途を辿るのでしょうか。

私は、人生とはチャレンジであり、着飾らぬ自分と向き合ったとき、初めて自分の天命を知る、心からそう感じています。
向き不向きを考えた時に、踏ん張ってでもそこに自分の天命があるのかどうか。

しつこいようですが、人生とは
「宿命で幕を開け、運命で幕を閉じる」

運命とは「運ぶはたらき」

自分自身の積極性が運ぶ、行く末の事です。

私も皆さんも例外なく、「人生二度なし」という部分では全く一緒です。
絶え間なく、自分の人生を切り拓き、積極的に運命を呼び込みたい、私はそう考えます。

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