「感動の創り方~序章」
近年、新たに産業分類として登場してきた第5次産業。
日本では概念でしかありませんが、知的創造商品、
「教育・医療・福祉・保育・ホスピタリティ業など」。
いわゆる「感受産業・情緒産業」と云われるものが該当します。
私がメインでお仕事をしている結婚式もこの第五次産業に含まれる
卸・小売・サービス業などの無形財に含まれていました。
さてここまでで…
日本の厚生労働省で認められた産業分類の中には有りません。
コーリン・クラークの三大産業分類も世界的には古典的な産業分類
第五次産業は、日本では、あくまでも「概念」として捉えて下さい
私が結婚式を何故、第五次産業として捉えてお話をするか、また、
曖昧な論説を嫌う方はどうか、この更新は飛ばして読んでください
さて、結婚式の一番の売りは、料理でもハードでもサービスでも有
お客様に求められる一番の商品は、いかに「感動」出来るかどうか
そこに尽きます。
一年以上前から式場を探し、数ヵ月間掛けて当日を迎える。
ホンの数時間の為に支払われる金額は数百万円単位です。
涙あり笑いありの結婚式。何よりも感動に包まれた結婚式です。
昔の様に、ただ単に料理を提供し、派手な演出をする。そして後半
何故ならば、結婚式当日において、おふたりは世界中で一番幸せで
「友達の結婚式の方が楽しかったけど、まあまあ満足でした」
という結婚式を求めていらっしゃる花嫁さんを探すほうが難しい。
「○○さんが担当で良かった、□□(結婚式場)、最高!」
というお言葉を頂けるかどうか。
その原点にあるのはやはり忠恕(真心と思いやりの心)=仁の思い
例えば、お客様がお打ち合わせにいらっしゃいます。
複数回のうち、たかだか一回のお打ち合わせの光景についてですが
お客様とのお約束の十五分前に全ての準備を済ましてエントランス
お見送りは、お客様のお姿(またはお車)が完全に視界から外れる
お客様が背中を向けて歩き始めたても戻ってはいけません。
何故なら振り返った時にお客様は現実を見ます。
車が走り出したからと行って、事務所に戻ってはいけません。
バックミラーやサイドミラーで自分の姿は確認されている、と考え
何故、そこまで?
当然です。何故ならばお客様は、「わざわざ」お打ち合わせの為に
言ってしまえばパーティー会場内でのお打ち合わせなど、必要であ
ドレスのフィッティングや料理試食など必要の際は別として、その
だって、保険の外交員はわざわざ足を運んでくれます。
車のディーラーだって、頼めば家まで来てくれます。
なのに、婚礼のお打ち合わせは家や近所の喫茶店までウェディング
勿論、夢の空間でお打ち合わせをすることによって、結婚式当日ま
しかし、わざわざ足を運んで下さっている以上、受け手に「感謝」
婚礼のアイテムは一々、高いです。車だったら何馬力でリッター何
婚礼のアイテムの場合は表示しません。
理由は、某テーマパークのアイドルキャラクターのファスナーを探
憧れだった結婚式の実現が第一優先、というお客様に対して高値で
実はその品物よりも無形の、当日のシーンを販売し、購入して頂い
例えば、恋人が家に遊びに来る時。
真心と思いやりの心を持って、準備しますよね。
お部屋を片付けて好き嫌いを考えて料理を調理して。
サプライズで何か用意しよう、とか。
考えている方もワクワクしますよね^^
だから、「感動」が生まれる訳です。
結婚式とはルーティンワークです。
こういうと夢の無い表現かも知れませんが、ゴメンなさい。
100組いれば100通りのプランニングを。
なんて本当に出来るとしたら凄い存在ですね。
私にしてみれば、「ウォルト・ディズニー」並みのアイドルです(
出来ない理由ではなく、そうしないもっとより良い方法があるから
100通りのプランニングが出来ることが大切な訳ではなく、10
私の場合は、私独自で準備した、8パターンの顧客思考から、それ
ですので、タイトルにある、「感動の創り方」というのは、事前に
私はそれら知的財産を共有して行くことにより、日本婚礼文化を向
それだけは間違ってはいけません。成る物も成りません。
前説としては、大変、長くなった「感動の創り方~序章」ですが、
誠意と感謝を持って更新して行きたいと思いますので、今後共、ど
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