「クレーム発生時こそ、顧客満足度Upの最大のチャンス」
良く、ピンチの後にチャンス有り、と言いますが、私の話は少し違
どちらかというと、攻撃は最大の防御、でしょうか。
Attack is the best form of defense
お伝えしたい意訳は、「先んずれば人を制す」です。
例えば、お客様からクレームやご意見を頂いた場合、受身による接
クレーム発生のメカニズムは至極、簡単。
その殆どは、「真心と思いやりの心」の無意識の欠如、ズレからで
「厳しい!」と思われるかも知れませんが、いわゆる、注意力の低
常に、高接遇のホスピタリティ・サービスを目指していても、人間
どんなに優れた人材であっても、疲労や誤認、錯覚から人為的ミス
これをヒューマンエラーと呼びますが、ここで指導者として間違っ
ひとつの事柄が起きた時点でひとつの事柄の対処のみ、ではなく、
顧客満足度向上のチャンスであり、
クレーム発生当事者への育成のチャンスであり、
チーム全体の意識向上のチャンスとして捉えられるかどうか。
指導者のこの考え一つの変化で、組織は大きく変わります。
クレーム発生時、先ず行わなければならないのが現状の把握。
報告・連絡・相談は、「迅速・丁寧・確実」に。
仮に、結婚式場での一幕。
配膳スタッフが、手を滑らせグラスを落とし、ゲストのドレスにド
良くある事です。
大体はフロアの責任者が出てきて謝罪。後日、クリーニング代を送
ゲストの女性は「おめでたい席ですし」と、謝罪と代金の受け取り
そして、フロア責任者は役目を済ませ、すごすごと引き下がる訳で
ですが、当たり前な話ですが、新婦の友人として列席するために、
これ、当人の立場に立ってみれば間違いなく判ると思います^^
そこで、もうひとつの方法(いくつもあるうちのひとつですが)
すぐさまフィッティングルームに案内をし、事前に用意していた衣
同時にドレスに併せたコサージュを、フローリストがチョイスしま
実は、急げばクリーニングも二次会までには余裕で仕上がります。
全然、無理な話ではない。特に数百万円という高額の婚礼が年間数
「費用対効果」で考えれば、はっきり言って只(ただ)みたいなも
① 責任者の謝罪で済ました場合
婚礼とはリピーターの無いビジネス。本当でしょうか?
ご自身が残念、と思った式場はご友人の誰にも勧めないでしょう。
② 即座に対応した場合
それこそ、残念な気持ちが、顧客満足度に変わる瞬間です。
もし仮にご自身の結婚式でチョイスしなかったとしても、違うご友
小さい様で、大きな違いが此処にあるのです。
特に婚礼ビジネスとは、買い直し、やり直しの効かない上で、人生
これは指導者の考え方次第ですが、
「出来ないリカバリーは無い」のです。
また、指導者のその姿勢はクレームを発生させた本人にとって後学
そのこと自体を隠蔽するのではなく組織全体で共有することで、ク
婚礼に限らず、ですが、クレーム発生時に顧客の求めるものに対し
それは、すべて「事前の準備と危機意識」にあります。
そして、具体的な提案を出し続け、組織全体に共有していただくの
ご興味があれば、中小企業向け各種セミナーも行っております、ご
あ、つい自分の宣伝をしてしまいました^^ ←確信的に
たまには良いかな、という事で(笑)
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