「宿命と運命」
~宿命を受け入れ、運命を定めた時、道は拓ける~
皆さんは宿命と運命の違いをご存知でしょうか。
宿命とは「宿る命(はたらき)」
貴方が男性で生まれたのも女性で生まれたのも○○家に生まれたの
運命とは「運ぶ命(はたらき)」
貴方が今、窮地に立っていたとしても、貴方次第でどうにでもなる
まさに命(はたらき)を運び、成功するも後悔するもすべてが自分
人生とは「宿命」ではじまり、「運命」で終わるのです。
あまり重く捉えていただきたくはないですが、私がこの世に生まれ
お袋はそれより長い間、心の病に苛まれていました。
これが、私の宿命です。決して順風満帆な人生のスタートとは呼べ
私自身、過去、その宿命を恨みましたから。
他人の家庭と自分を比べ、惨めになり妬みを持ち、両親を恨み、世
しかし、宿命に囚われている間、運命は切り開かれないのです。
それを知ったのは18歳を過ぎた頃でしょうか。
ずいぶん遅い開花ではありますが(笑)
ちょうどその頃、人気の映画で「今を生きる」という海外版金八先
実は観てはいないのですが(笑)
日本語訳したそのタイトルが、心に引っ掛かったのは事実です。
同時に、素晴らしい恩師に巡り合いました。
「世の中の全てを決めるのは自分自身の心」
当時の恩師に諭されたのが切っ掛けでした。
確かに、不幸だと思う人生も、やりがいがあると思える人生も、支
自分の心に打ち勝ち、自分にまつわる出来事の全てを自分の責任と
その際、自分がこの世に生まれてきた以上、何かしらの意味がなけ
生まれや人のせいにして生きていても、得るものが何もない。
むしろ心はいつだって枯れ果てています。
ならば、前だけ見て生きて行こうと。
「今を生きる」
人は過去にも未来にも生きることは出来ないのです。
過去を振り返って悔んでも現在は一刻一刻、進んで行くだけ。
未来を悲観して嘆いても、思った通りの未来になるだけ。
なのです^^
今、私は運命を切り拓いている最中、そして私が生まれてきた意味
心に一点の曇りもなく、そう言い切れます。
自らの命(働き)を、他人の為に使う。
それが私の「使命」であり、「天命」だと思っています。
さて、命=はたらき、と表しましたが、命=さだめ、ではありませ
日本人は(私も含めて)、命とかいて「さだめ」と読ませるのが好
さて、儒学の教え、詩経(しきょう)には、
「周は舊邦(きゅうほう)なりと雖も(いえども)、其の命、維れ
という一文があります。
周(中国の歴史上の国)の歴史は古いが、その働きはいつも新しい
という意味です。
後半部分を漢文で書くと
「其命維新(その働き、維新なり)」
ここから「維新」という名が生まれたそうです。
さて、次回は因果律について。
偉そうに書きましたが、私もいまだに過去の自分自身における、「
私の書く文章は、全て実体験によるもの、若い世代の方々に何かし
もしよろしければまた遊びに来てくださいね^^
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