皆さん、あらためて今晩は^^
今日は前回予告していた「感動の創り方」の前に、極めて営業的な
「知的財産の共有による、組織としての営業力UP」
について、先ずお話させて頂きます。
婚礼業界でのお話。
もし、貴方が結婚を考えていて、結婚式場を選ぶとしたら、合計で
某上場企業発刊の結婚情報誌では、6~7会場見てから決定する、
例えば、もし仮に貴方がとある式場のウエディングプランナーで、
「式場見学は初めて」
というお客様が100組ご来館頂いたとした場合、その全てが初見
結婚式とは一生に一度(そうでなくても大丈夫です^^)。基本、
私の経験上での答えから書きますと、数ある中の会場からピックア
しかし、そう思って当然の中、実は、どんな敷所でも見学が1会場
その会場が、どんなハードであっても基本的に関係ありません。
「ハードではなく、ハートなんですよ^^♡」
これ、本当に、です。
実際に私が手掛けた式場では、いずれも70%以上のチーム全体の
ただ、それはハードの大小なんて全然関係ありません。
これは別に私の自慢では無いですよ^^ いえ、本当。
そうではなくベースにあるのは、
「いかに感動の瞬間を創り出し、お客様の心を揺さぶることが出来
をチーム全体で共有できているかどうか。
ただ、それだけなのです。
もう一度書きます、自慢じゃないですよ(笑) 話の意図がズレま
私がウェディングプランナーとして最前線に出ていた頃、自らのト
そして、もうひとつ。
もちろん同時多発的に同様なムーブメントはあったと思いますが、
もう一度書きます(笑) しつこいですが本当にこれは違います、
というのも、ここからが本題です。
婚礼という商品は、先程も書きましたが、決して簡単に決定できる
しかし、初めての会場見学でも、ご来館から二時間半で、即決ご成
何が、その決め手となるでしょうか。
1. 福本の接客がしつこくて、半監禁状態で申し込むまで返さないから
2. 福本の接客がねっとりしていて、もういいや、諦めた、とと思わせ
3. 福本の接客が・・・
止めておきましょう…上記は全て、ハズレです、いえ、本当に違い
これは婚礼に関わらずですがどの販売品も殆ど一緒だと私は捉えて
(敢えて婚礼を選んだのは、かなり高額な部類に入るので)
何故、元々、決める気が無いお客様がご来館の後、決定の意思を記
理由は単純です。
お客様の想像の範疇を大きく超えたサプライズの数々の体感、ここ
と、いうことです。
ですので、感動へ導くメカニズムと、気持ちよくご決定いただき大
これが一つ目の正解です。
これは次回、感動の創り方で、お話します。抽象例が中心です。
具体例を色々書くと、業界での私の仕事が一気に減るので(笑)
ふたつめは、ビジネスにおけるPDCAサイクルに「S」の概念を
P…Plan(常に企画・立案・計画を練る)
D…Do (実際に試行する)
C…Check(試行後、検証する)
A…Action(検証の結果、プラスと判断した場合、実行に移
これ、ビジネスの基本ですよね。これを繰り返すことによって、人
私の銘のうちに「知的財産の共有」という一文があります。
成功事例は、
S…Share(共有して、皆で実行に移す)
これがあって初めて、組織は大きく伸びると私は信じています。
営業・販売業とは、個人の力量がものをいう職業。
職人の世界と一緒で、一々、教えられず、「盗め」という前時代的
例えば、人並み外れた成約率を持っているスタッフは何か特別なも
これ、共有しなくてどうするんですか、というお話です。
企業とは複合生命体です。会社に貢献して報酬を貰う。
企業にて得たノウハウを、個人持ちする。それが推奨・黙認・通例
ひとり、飛び抜けたエースプランナーがいても、全体の成約率が低
皆が同じ成功事例を共有。
見聞きし体感し、そしてチーム全体のノウハウとして接客に向かう
企業発展を望む場合、個人力の共有による均一化は、一番最初にや
「え?でも、それ、僕が生み出したアイデアだし…」
そういう考えなので、イマイチ伸びたいのです。
人に共有した後は、次することは決まっているのです。
「新たな取り組みのプランニング」
それ以外無いでしょう。
もちろん、私も関わった組織全てで、私のその時点で持てるノウハ
「あら、太っ腹^^」これで誰か女子のファンでも増えて下されば
・・・実際は少しだけ違います。
これは、どの結婚式場でも同じ話を繰り返しますが、
「結婚式場は、オープン初日から老朽化が始まる」
至極当然、当たり前のことです。
ただし、それはハードだけではなく、最新のサービス・サプライズ
だって、そのサプライズを受けたお客様が、次の式場に行き、前の
そして、次の日には、偵察が送られるという(笑)
大手に物真似されたら、それがどんなサプライズであっても、中小
その前にやるのは版権の確保?商標登録?そんなことやってたら更
さて、最新のアイデアが成功して、共有実行化した時点で、次のサ
これ、差別化とともに、競合を突き放すための、とても大切なファ
ご新郎ご新婦様が緊張の中、結婚情報誌で気になっていた式場に行
1.館内では擦れ違うスタッフ全員が、お二人の名前を把握してお
→ え?何で?びっくり?
2.スタッフによってパーティー会場のドアが開けられた瞬間、飛
→ めっちゃ感動、すごーい!
館内の見学を終えてお席に戻ると、手書きのメッセージカードとと
→ え?何で?いつの間に用意できたの?
先ず、心から感動してくださいますよ。
「え?何故?どうやったら?」
出来て当然。出来ない方がおかしいのです。
ですが、それらの自社独自のサプライズも次のシーズンには、成功
才能には個人差があるかも知れません。しかし、アイデアには限界
「新たな百の気付きが、十の才能を、遥かに凌駕する」
ということです。
ですので次は、日々、「いかに感動して頂けることが出来るか」考
さて、当たり前ですので今回は書かないつもりでしたが、一番最後
一番大切なのは「真心と思いやりの心」
お客様に対してだけではなく、会社に対する忠誠、組織・チームに
お客様を呼び捨てにしたり、日々やって来るうちのひと組と捉えル
また、成績の高いものを妬み、プライドが邪魔をしてノウハウの共
あ!!!
時間があったので気ままにこんなにも長く・・・それも、全てを伝
大変、申し訳御座いません(本当に・・・)
さて、次回。
自然界が織り成す感動とは、魂を揺さぶり記憶に刻まれる程、心に
たとえば、高山の山頂から観た絶景、北の大地でのオーロラ。
身近なところでは日々、感じることの出来る朝日が昇る瞬間など。
そして何よりも感動的な瞬間とは、生命の誕生でしょう。
それでも何故、婚礼と葬儀は作られた感動であるプロに頼むのか。
そして上記に含め、終末医療、介護福祉などのホスピタリティなど
それらは次回以降、ゆっくりと更新していきたいと思います。
結局、また特別長くなってしまいました。
皆さん、最後までご拝読、誠に有難う御座います^^
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