2013年9月6日金曜日

人生を豊かに生きるために~⑥



「自分を認め、目標を決めた時、初めて人生は好転をはじめる」

今回、違うテーマで書く予定だったのですが、急遽テーマを変えました(度々ですみません^^;)
前回の更新でコメントにアドバイスを頂いたいので。
とても有難いことです^^

先ず、はじめに。私の文章はすべて、私の実体験を元に書いています。

私は20代の頃、とある大きなエリアでナンバー1の売上と人気を誇る飲食業店を営んでいました。
いわゆる、夜のお店です。

引き抜き、仕返しが当たり前の中、私の心は常に荒んでいました。
忠誠を誓った部下を疑うこともあれば、ライバルグループの要職にある方の失脚を狙ったり、それはもう人として最悪に近い暗黒の心を表に出していた時代です。

ここまで書いてみてふと、思ったのですが、
「あ、何人か引かれたのでは、と」^^;
これでも軽めに書いてます。このあと、更に引かれるかも知れませんが、お許し下さい(笑)

それから、私の人生は、転落したわけです。
原因不明の難病に冒され重いうつ病になり、自殺未遂を繰り返し、病院で生活保護を受け、何とか生き延びていましたが、もう何一つ、楽しいことなどありません。
過去の仲間に援けを求めても、皆、着信拒否(笑)
これこそ、因果応報、なのでしょう(笑)

※ さて、自らの再生の切っ掛けについてはまたの機会に。
  今回は敢えて割愛させていただきます。

過去の経験を経て、ゆっくりと考えさせられる時間があったのは確かです。
「これまで迷惑を掛けて来た人達に、いくらお詫びをしても足りないだろう。ならば、これから出逢う人達のために残された人生を捧げよう」

その時は、「人の為に生きる」それが「自分の為」になる、だなんて考えも無かった。
ただひたすら、我を捨て、生きることを心がけました。

本日、私の過去の投稿に対して
『他人の足下をランプで照らせば、自分の足下も照らされる。』
という言葉をくださった方がいらっしゃいました。
本当に有難うございます。

当時、おそらく生まれて初めてその有り難みを私自身、感じた瞬間でした。
自己犠牲で生きるよりも、他人のために生きて自分の心を満たされる方が、何倍も素晴らしい人生だということにも気づきました。
力を絞って私を生んでくれた両親が、子が不幸せと感じる人生を送って欲しいはずはありません。
ですので、それからはFor youに生きることが、For meに還る喜びを胸に。
こんな私ですが、人生を幸せに送って欲しいと思ってくれている人がいるのであれば自分自身の心を豊かにしよう、そう思い生きて行くことにしました。

そして同時に、人のために生きていれば、必ず、自分を助けてくれる仲間を得ることが出来ることも知りました。
これも随分、遅い気付きですが(笑)
恥ずかしながら30を過ぎて初めて心に染み入りました。

私は良く、新人講義で、この話をします。
「私の心の中にも悪は潜んでいる。悪に心を乗っ取られている間、お世辞にも良い人生は遅れてこなかった。皆に愛される人生を送りたいと思った。自分の中にいる悪をしっかりと理解し、ただそれを正露丸(笑)みたいにギューっと縮めてから人生は好転をし始めた」と。

私の教えは決して綺麗事だけではありません^^
ただ、若い世代の方に、悔いの無い人生を歩んでいただきたい。
その為なら、反面教師にもなりますし、過去の恥をさらすのも気になりませんので^^

ということで次回はまた違うお題でお逢いしましょう^^

0 件のコメント:

コメントを投稿